アトレーワゴン オーバーヒート

2018/7/1(日)299号の峠でアトレーワゴンがオーバーヒートを起こしました。アトレーワゴンの走行距離205307kmでの初めての出来事です。
楢原郵便局でJAFを読んでレッカーしました。牽引距離139kmで89280円+高速道路使用で3410円の92690円かかりました。
ただし、損保ジャパンの特約に15万円以下負担なしということで助かりました。家についたのが夜中1:53となってしまいました。

国道が災害通行止めで、矢弓沢林道への迂回して下っているときにオーバーヒートのランプが点滅し始めまして、ずっとエンジンブレーキで下っていてアクセルを踏んでいないのに、しばらくして点灯しました。これはまずいと思い、車を停めるとカチンカチンという枝でも巻き込んで暴れているような音がエンジンルームからしました。アイドリングの音は特に問題ないのですが、ひとまず峠を降りることにしました。そこにあった郵便局でレッカーを呼ぶことにしました。

峠の道中、花のような甘い香りがしていて、森だからかな?と思っていましたが、後になって思うとたぶん、冷却水の焼ける匂いでした。

八千穂高原の白駒の池の帰り道の夜9時頃でした。レッカーが駆け付けたのは23:19分、その間熱い車の中で仮眠をとりました。

299号は好きな道路で長野の帰りはよく利用する道です。
この日は鹿が道にいる光景をよく見ました。それぞれの場所で見かけた鹿は7頭くらいになったと思います。

[Wikipedia:国道299号]

JAFの人と一緒にシート下のエンジンルームを覗いてみると赤い水がアンダーカバーに溜まっていました。どこから漏れているのか分からず、ベルトも切れていないし、ウォーターポンプも交換したばかりだし、ダイハツで見てもらいました。原因は、後部座席のヒータに繋がるホースが破損して冷却水が漏れてしまっていたようです。この破損が外部からの影響ではないらしく整備担当も初めて見たとのことでした。自分ではまだ見ていないので分からないのですが、ヒーターのパイプの破損で冷却水が漏れる事例はWEBで検索して良くあるような感じでした。パイプの交換と、マフラー付近にある遮熱板の交換で工賃込みで5万円位のようです。オイルに水の混入がなかったようなのでガスケットの破損はなさそうです。

■2018/7/14修理が終わりました。
後部座席のヒータへ供給しているパイプからの亀裂が原因で冷却水が漏れていたようです。写真の縦に伸びているのが亀裂でした。原因がよくわからない変な亀裂です。隣には擦れた跡があるのですが、これでこの亀裂が入るとは思えないですし、パイプに折れるような圧力が掛かって入った亀裂の長さでもない気がします。



上の写真の左側がエンジンルーム側で右側がヒータ側だと思われます。亀裂が入っていたのは左側下のSの字の部分です。右側のパイプが1つに収斂しているように写真に写っていますがおそらく下の写真のようにヒータとパイプで繋がる部分だと思います。今回パイプ全体と、マフラーの上部のリベッターで固定された遮熱版の交換です。遮熱版はネジ固定でないのでパイプの取り外しで外すと再利用不可とのことでした。

ヒータ側からエンジンルーム側のパイプはフレームに沿って取り付けられています。

エンジンルーム内です。助手席側に見える部分のパイプです。亀裂が入っていたのは矢印部分です。(右がフロント側)

助手席側から見たパイプです。丸で囲った部分が亀裂の入っていた所です。


プーリのある付近だったことと、亀裂の部分の傷を見ると、このプーリーが何らかの原因のように思えます。パイプが内側に入り込んでプーリーに接触したのかもしれませんが、そこそこの間隔もあるので考えにくいです。先のゴムホースの振動でパイプにストレスがかかったのかも知れませんが、これも考えにくい傷です。パイプの亀裂の周辺の汚れを見るとポツポツと小石が当たった後のようにも見え、もしかすると、左前輪で跳ねた石などがパイプを直撃したのかもしれません。謎です。ただ、ウォーターポンプ交換の際にストレスを受けた疑いも捨てきれません。

趣味の車

Posted by 伊藤 輝樹